硯に向かいて

ただの垂れ流し 今はこちら https://inkstone2525.hatenablog.com/

指針

どうやら今回で200個目の日記になるらしい。何か達成したっていうより、よくもまぁこんなに為にならない文字を綴ったものだという感じ。平均1回1500文字として、30のあとにゼロ4つか。1000文字としても15万。凄いのか呆れるのか判断に迷うところ。別に毎日書くみたいなことはこれには設定していないから、時々空いていていることは問題ない。毎日何か考えていれば。

 

ただ、指が太いし湿度も一定していないからツムツムがやりにくいという動機で100均のタッチペンを買ったついでに、絵を描くことにも興味が湧いてきて、少し調べたのだけど、まずは模写を描きまくるべしとのこと。そうやって上達していくだとか。確かにキーボードも最初は歌詞カードを写すところから始めたなぁ。とすれば、この数10万文字も何かしらの効用があるのかもしれない。効用を主目的としていないから単なる副産物だけど。

 

絵と言えば、美術系はずっと駄目だって言われてきて、字も下手だしデッサンも駄目だったしで、自分の中のイメージを視覚化できないのだろうなぁと思っていた。でも、もはや記憶にもない次元だけど、幼稚園の年長から小学校2年生の間に愛媛から関東の方に遠出して何か表彰されたらしい。推賞だっけか。すいしょうっていう音だけ。何を描いたかは覚えている。ブドウ狩りの絵で、ブドウと人がデフォルメでやたらと大きかった。記憶に鮮明なのはもっと先のもので、姉がこの受賞に対して、まぁたまたま子供っぽい絵が当たることもあるだろうなって言っていた場面。そんなものかーって納得してしまって閉じてしまった。でも、子供の絵の中で選別しているのだから、何かがないと受賞はしないだろうと今は思う。別に大成するなんて皆無だけど、好きを1つ削られたかもしれないなぁと。

 

自分の頭の現実化で言うと、思考を文章化する精度は10年前と今では全然違う。できるとも思わなかった。っていう出発点を振り返ると、その時々で文章が綺麗ですねって背中を押してくれた個人が居たなぁって。今やもう原動力要らない自由滑空だけど、発射するためには原動力があった訳で。って考えると、人の資質は縁でしか開花しかないという説もある。

 

文章については、何年か前からそろそろ頭打ちかなと思っているから、劇評の件は縁として面白いかもしれない。まだ応募もしてないから採用もされてないけど、定期的に演劇に触れられるのは興味深い。

 

新キャベツ買って千切りしたのだけどやたらと固い。

これは普通のキャベツじゃなかろうか。

 

姉の話が出てきたついでに、牡羊座は頑固に突き進むっていう傾向があるっていう占いの本を見た。姉も牡羊座で確かに頑固だなって思うけど、方向が違う。牡羊座が主体性を持つっていうのはちょっと分析すると、日本の学年度制度だと成長が相対的に早いから、一番最初の集団生活でリーダー格になるという傾向にあると思う。僕も結構そういう傾向にあったのは確か。でもうちの家族好かんなぁって思うのが、自分が正当だって思っているところ。

 

一般的なのかもしれないけど、自分が正当だっていうのを保つためにやたらと他人を下げる。特に姉は口が達者で、他人とは円滑にやるのだけど、基本的に自分の正しさのために人を持ち上げて下げる。この系譜は姉が一番嫌っていた母からの承継なのだけど、全然気づいていない。いや、気付いたからこそ離縁したのか。

 

僕は姉を含め色んな人から優柔不断だって評価されてきた。思春期が終わってから姉と母の言い争いに遭遇して、どっちが正しいと思うかって聞かれたけど、他人に正しさを選ばせようとする時点でどっちも正しくない。当時は脳内が言語化されなかったから分からなかったけど、今になっても発話はきっとしない。僕は変わる可能性がない人を変えようとは思わないし、自分がそういう人にどう評価されようがどうでも良い、とまではいけてないけど、そういう方向で良いはず。

 

ってことは、人に影響を与えたくないっていう自己観察はむしろ逆なのか。

自分と接して変化しそうな人を無意識で収集している説。いや、これも逆か、自分が変化するだろう対象としか関わりたくない説。

 

人は良くも悪くも変わらない。

 

 

やれやれ。

 

色彩の話で言ったら、僕は紫が好きかもしれない。藤とかラベンダーの色合いも好きだし、買い物の途中にある名も知らぬ花も良いし、桜もレンゲソウも紫は配合されてるし。好きな色が自分と合うのかっていうのは別問題。

 

議論と言う名の言い争いの話も人一般の傾向と重なる。

集団的自衛権にまつわる議論を、学者 ブログで発見したのだけど、お互い揚げ足を取ることに重きを置いていた。教授がそんなことをやっていたら専門知識が勿体ないと思うのだけど、やっぱり知識があるプライドでマウント取りたくなるだろうなと。観測している分には色々取集できて楽しいけど。

 

 

 

あぁ、やたらと眠い。けど、寝たところですぐ目が覚める。

今日はぎりぎりだから、目覚めたら日が昇っていたら良いなぁ。

 

 

人は他の動物と比べても全然理性的じゃないっていうのを共通認識にしてみたら良いのに。

理性の定義は心理学なのか哲学なのか。

 

 

最後。

 

ここんところで最初に面接したとこで一番本音を出して居て、英語力もコミュ力も足りないからやっているって言ってしまったときに、そんなに八方に手を出して自分のビジョンが見えているのかって言われた。確かに社会的ビジョンとしては見えてないけど、個人的なビジョンとしては必要なことはやっている。社会的効用から見れば的外れでしかないだろうけど、そんなことは関係ない。

 

死について! 読み終わった。

エピローグに宗教外の縁の話を持ってくるのはやりおる。あるレズビアンの人が子供をつくりたくて精子の提供者を求めていて、良いですよっていう人が居て、そういう人がもう一人居て、提供者がエイズになったときに皆で会食して恋に落ちるっていう。原書の言語圏で人気にならないと翻訳されないだろうから、そういう価値観を持っている層がアメリカの方が多いってことか。僕も別に精子くらい提供しても良いけど。自分の遺伝子を継承させることが嫌だって思っていたけど、遺伝子が系譜したって同じようになるかどうかは環境要因の方が強いだろうなって思ってきた。

 

閉じた縁が良いのか開いた縁が良いのか。

 

 

 

おしまい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ann