欠陥論
潜っているという表現は、何か深淵に至っているっていうという意味ではなくて、誰にも通じなくなっているなっていうだけ。別に構わないし、だいたいそういうことしかかいてないけど、自覚できたら自重しようかなと思う。
日本語だったら通じるだろうという観念があると思うけど、これってある程度の共通認識があればっていう注釈付きのもの。共通認識の中でしか生きていない人も信じたくはないけど居る。そうして、この観念で言葉を遣うと、だいたい通じるのにこの人には通じない。ということは、この人は理解力がない人だっていう結論になる。何が繋がっているのか分からない。
仕事場であまり言葉が噛み合わない人が居る。そうしてこの人のことを分析すると、初っ端言語量がやたらと少なくて、補足説明ではやたらと多い。電話スキルとかうまいと思うのだけど、ちょっと認識がズレているのかって思う。だから、相手が何処まで分かって居るかって察するよりも言葉をいっぱい投げて、何処が響くかというやり方。
とはいえ、この人の方が普通に交流出来ているのだから、僕の方がズレているのは確か。
この職場なかなか癖が強い人が多い。
おそらく癖とは認識されないレベルのものだけど。
ところで、第六感という言葉があるけど、読んでいる人はこの言葉にどういう認識があるだろうか。霊感とか超能力とかなのかな。
僕の中では第六感は五官の延長にある。
違和感とかに近い。要は、自分が今まで蓄積してきたものが瞬時に結果を出すこと。これは対人でいうと第一印象に近い。第一印象の判断要素が外面でしかないのは普通だけど、経験値が増えると、判断要素は無意識的に増えるはず。それでも、割と画一した第一印象論があるということは、一般人は対人において経験をあまり積んでいない。っていうのは言い過ぎか。
僕は物事に対しては直感で捉えるけど、対人の第一印象は信じていなくて、第二印象を基準としている。僕の観念では、第一印象も正解だけどこれはその人と直に交わる前の話。第二印象は関係性が構築された後の第一印象と言っても良い。
こういうのが、同じ日本語を使っているけど通じるかどうか分からない領域。
変な話、古文のあはれとかに似ている。関西弁で言うけったいにも近いか。
共通認識っていうのは共通の価値を前提としている。
価値は価値観のことではなくて、もっともっと生々しいもの。
一番分かりやすいのが金銭だと思う。
貨幣の価値っていうのはなんでもできる何か今の社会で生きるための必須要素とされている。んで、これは勿論確かで揺るがない。
けど、この価値を前提として生きるかどうかは別の話。
この辺が僕のズレの中核にあると思っているのだけど、価値に対する執着がない。
価値ってなんぞやって手っ取り早く言うと、何かと交換できるっていう所にある。
交換の観念も広げていくとややこしいけど、要は、自分に利があるから動くという観念。
利っていうのは金銭が主だとしても、別に非金銭でも同じ。
何か自分に返ってくるものが価値。自己評価っていうのもここに引っ張られている。
脳内文字情報が氾濫していて困る。
僕の話をすれば良いのか。
価値の観念がやたらと薄い。そもそも自分に価値があると思っていないから、まともな人間関係が構築できない。他人に期待はしてないけど、期待値を越えた反応は楽しい。
期待と価値はきっとセット。
そうして飲み物がホットミルクになった。
そもそもの対価っていうのは、利益じゃなくて時間だろう。
分かりやすいから金銭っていうのが置かれているだけで、本来は天秤にならないもの。
っていう観念で、僕が時間を使っているのものはきっと一般的に言う好意として良い。
恋と愛の違いみたいなことも語りたい。
結婚は別にどっちでもない説とか。
眠い。寝よう。
おしまい。