毎日だいたいこぼれ落ちている

ご飯が美味しくて仕方がない。自画自賛かよって言われたら、それでも良い。
お弁当の焼きそばもべたついてなかった。お弁当で開拓したいと思っているのが、汁物を持っていくっていう所。でも、そうするとコンビニのイートインが使えなくなるっていうデメリットもある。まぁそこはもう少し職場で図々しくなってから。

実家から荷物が届いた。
米、大根、蕪、巨大ピーマン、柿、そんで前のも残っているのにさつまいも。蕪は煮たら良いってお婆ちゃんは言っているけど、個人的には酢の物が良いというお触れがあったから家にあったワカメを加えてそうした。実家界隈はこの季節、ゆずの収穫をしている。ゆずを採るのは大変。棘で傷だらけになるから。ジブリのおもひでぽろぽろみたいな。んで、ゆずを荷物に入れといたらその絞り汁で事足りたのにと言われた。最高に残念かよ。

思い出と言えば、給食時代酢の物苦手だったなぁって。なます。今食べたら美味しいだろうなって思い立って味覚をタイムリープしてみたのだけど、やっぱり美味しくない気がする。変な臭みがあった。まともな酢の物だったらあの時代でも美味しかったと思う。

そうして、ご飯の開拓事項は一瞬でやたらと増えた。昨日書いた芋炊きと、餃子と焼売とクリームコロッケ。さつまいも大量にあるからスイートポテトクリームコロッケが量産できる。

料理の話を長々と書いているのは、いつものような単なる前置きではなかったりする。
自分の素が一番出ているのが料理ではなかろうかっていう発想。

もともと僕は栄養摂取っていう面では、ちゃんとしたサプリメントみたいなもので良いって思っている派。仙豆みたいなものを開発して、食感みたいなものも脳内刺激で再現できるような技術発展を望んでいる。でも、今のところそこは食品産業とか農業の既得権益が許さないだろうから、自分によって心地良いものを追求するには自分でやるしかない。

で、一番のポイントは、阻害とか抑圧が全くないこと。
面倒だとか時間がないとかっていう一般的感覚とはズレている。面倒さっていうのも、熟練で軽減できるし、時間はないものじゃなくてほとんどは作るものだから。抑圧っていうのは、これをすると良くないのじゃないかっていう漠然とした観念のこと。

よく分からないだろうと思う。
僕自身もはじめての試みだから手探り状態なので。

料理に関する自分の中核は、吸収したものをタイムラグなく現実化するということ。

を踏まえて、もう少し広げてみる。

ここ何日か、僕そのものは変わっていないのに、切り替えができつつある。
これはなんだろうって思うと、根暗と評される自分の人格が拭われつつあるというところ。根暗は自己評価の低さとか自信のなさとかが一般的だけど、そんな抽象的な話ではない。

マインドフルネスみたいな啓蒙とか瞑想みたいなのがやや流行っている。
自分の成長を阻害しているのは自己評価だって言って、前向きな精神に矯正するっていうやつ。

でも、これでは夜の住民は納得できないはず。
自己評価をポジティブにできるのだったら、きっとこういうことを習得しなくてもやっている。自信を積み上げる一般的なタイプ。これだったら社会的な椅子に座れたら問題ない。

僕はややこしい奴だから、自信とは慣れだっていうストレートな感覚には納得できなかった。これってつまり慣れたって評価される前には何も言えずに従うしかないってことで、抑圧されている。

で、もう少し潜ると、この評価をしているのは誰かって言うと、一般的には他人だとされているけど、そうじゃない。そういうことを規定しているは全てが自分でしかない。

ところで、語彙とか思考力を上げるためには読書が良いみたいな傾向が年少者に対してあるようだけど、僕は本を読んでいるだけで培える訳はないだろうと思っている。そういうことを言っている人は、次世代に自分ができなかったことを求め過ぎなのではって。

コピペして自分の感覚に合うことを求めるなんて、他人の自我を認めていない。
自分が出来てない自分の理想を他人に投影するのは抑圧の証。

なんだっけ。

例えば、今自分が使っている言葉を自分が創り出したものだと言う人はいないと思う。これは学習して身につけたもの。そうして、自分の日常を観察して見ると、ほとんどが誰かか吸収して自分がその習慣を選択したものだと思う。そうじゃないっていう人は、無意識の表層のところを掬ってみることが必要。

で、そうやって考えていくと、精神世界の領域でも独自の範囲はほとんどないことに気づく。
僕の場合は、楽しんではいけない、幸せになってもいけない、自己評価は低くあるべきみたいなものがこびり付いていたから、そういう感情が出てきた時に念入りに否定することにした。その感情後付けだろうって。

これを前向きだとかポジティブ志向だとする考え方は気持ち悪いのだけど、現象としては同じだからそれで良いのかっていうとそうはならない。

そもそも感情が後付けだし、後付けじゃないものを持ち合わせるためには後付けに対する分析が必要で、そんなとこまで至るまで人は暇ではない。

突き詰めていうと、今自分が考えているとか感じているものっていうのは全て自分から生まれたものではないっていうこと。美的感性みたいなものも含めて。

最後。

結論、自分そのものなんてなんとでもなる。
っていうことは、

おしまい。