輪っか
生活圏が変わったから新しく道中のスーパーでポイントカードを作った。前の所よりかなり安い。牛肉が100グラム98円だし、ほうれん草も一束100円だし、新玉ねぎだって100グラム10円だし。新玉ねぎはサラダにしたいけど、現状サラダを食べるタイミングがあまりないからやめた。牛肉は小松菜とほうれん草と炒めた。朝、グラノーラを食べてみたけど、なかなかボリューミー。
さておき。
睡眠時間はさらにまともになった。
昼休憩は公園に入った瞬間すがすがしくて、気温もちょうど良い。一目散に図書館に行って物色した。学問系にするか小説系にするか迷ったけど、なんとく「幸せスイッチ」っていうタイトルが目に入って、小林さんの小説にした。短編集で1編読んだけど、都市伝説界のスーパーストーカ4強を引き寄せて、互いを追いつ逃げつつさせて、最終的に某童話の虎のように乳製品にさせるという、幸せとは程遠い話だった。まぁ泰三さんだから仕方がない。
帰ってからはぼちぼち民訴をやったけど、部屋が散らかっていたことが気になって、ごみを片していたらついでにシンクとトイレの汚れも気になって、掃除をしてからスタート。やっていたら母親から電話がかかってきて、妹の子供の名前が決まったという報告があったり、名前に使われる感じが分かっていたと自慢されたり(この時期に生まれたのだからだいたいの人が予想すると思う)、でなかなか集中とはいかなかったけど。ただ、アウトプットで事例を処理しているときってそこまで集中する必要はないと思う。集中は頭の中を狭めて思考が狭くなってしまう。試験だって制限時間があるから、時間配分とか見切りとかの思考の外にある意識がないといけないし。
没頭は大事。研修はちょくちょく休憩を入れてくれるのだけど、ネットが使えないし、わざわざロッカーまでいく感じでもないから、自分の頭の中に何が入っているのかを確認しているのだけど、その時は妨げられると困る。微妙に頭の使われ方が違うような気がするのだけど、没頭しているときは無我でその頭を観測できないから自分の中でさえ証明はできない。
研修してくれている人の言葉の選び方が好ましい。ところどころ法学脳みたいなのが滲み出ているし、話すのが上手い教授の講義を聞いているみたい。早いところ哲学談義とか憲法談義をしてみたい。でも、人と話すのは好きですかって聞かれて、同期の女性は即答で頷いていたけど、僕が首をかしげていたら、「私も人と話すのは苦手です、硯さんと同じで1人で本を読んでいた方が楽しい。」と言われた。本の話したことないのになぜバレた。笑
私は誰に何を言ったかを覚えていないから、よくある上司から部下への苦言の、「前にも言ったけど」っていうのを聞くと、覚えているっていう確信があって凄いと思うって。なかなかピリッとした言葉。問い合わせがあったとき、上から迷路を眺められるようになったらナビはしやすいけど慣れないとなかなか難しいから、最初はお客さんと一緒に迷って聞きたいことを把握できれば良いとのこと。なんとストレスをかけてこない人。頑張ろう。
最後。
端的で研ぎ澄まされた表現を遣えるようになりたいし、輪郭だけで中身が伝わるような表現も遣いたいし、美しさがもっと見えるようになりたいし、欲望だらけだ。解消できるのは自分しかいないという永久機関。
おやすみなさい。