硯に向かいて

ただの垂れ流し 今はこちら https://inkstone2525.hatenablog.com/

不可視化

少し眠れるようになってきた。今日も眠れそう。

 

ご飯は目玉焼き半分とトマト半分と、鶏むね豆苗のウスター炒め、納豆ご飯、大根とわかめのゆかりポン酢。朝ごはん用にグラノーラを買ってきた。真面目に食生活すると量はあまり要らなくなる。でも、今よりは少し太る気はする。

 

さておき。

 

胡散臭いと失礼極まりない第一印象の同僚は、そういう裏があるのではなく、単に神経がやや太いだけだった。厳密には勤務時間前とは言え、朝の申し送りに遅れるのはなかなか凄い。話してみると普通である。唯一の同期だし、適度な距離を保って付き合おう。

 

お昼は公園でお弁当を食べた。少し暑めだけどまだ気持ちよい。図書館も併設されていて、自然もなかなか多い。良いリフレッシュになる。夏はどうしようかなぁ。図書館。カードを作ったけど当時は日常の生活圏から外れていたから諦めていたけど、昼休みに借りることもできるなぁと思い至ってうきうき。今日は目をつけただけだけど、明日は借りよう。お昼休憩の時少しずつ読み進めれば、2週間で読み終わるはず。

 

教えてくれる人は、研修の合間にちょろちょろとしか雑談していないのに、ぼろぼろ面白そうな部分がこぼれてくる。修士論文のテーマを聞いたけど、一発で特定できそうなくらいドマイナーなテーマだったからここには書けない。飲みに行ってみたい。がなんとくなくプライベートと仕事は完全に分けているような気がするから、興味を持ってもらえないと難しそうな。

 

今日も少し勉強したけれど、まだもうちょっと調整が必要。求人サイトから来るメールを放置していたら2000件以上溜まっていた。心にも溜まってきたから、大事なもの以外一気に消して、配信停止やら退会の手続きをしたり洗濯したり。それにしても処理も思考も遅い。最適化が足りないなぁ。点在している知識をまとまった思考回路にしていけば、通常の処理も早くなるし、外れた部分も引き返してバランスとりながらできると思うのだけど、なかなか先は長い。

 

頭の中で考えるのが良いのか、外で考えるのが良いのかと考えた。おそらく外の方が良いだろうという結論。外だと可視化でフィードバックできるし、あまり凝り固まりもしない。そうして、中はちらかしておいた方が良いような気がする。ただ、そのためにはもっとタイピング早くしていかないといけない。人とはみたいに一般化できるのかは知らないけど、ある程度できるようになったときに先にいけるかどうかは、意識して自分に鞭を打つかどうかだろう。僕はおそらく平均値より不器用だし、口下手だから、伸びしろだらけ。

 

最後。

 

最近、不毛な攻撃的な匿名的論争を眺めてしまうのだけど、疲れるし心が重くなるのになんで読んでしまうのだろうと思っていた。ふと、なんだかんだ僕は羨ましく感じているところがあるのだろうと思いつく。昔はフェイスブックで私生活を晒して賛同を交換することに対して思うところがあったけど、それを言った相手に羨ましいのだろうと指摘されたことを思い出す。当時はそんなことはないと反発した気持ちがあったけど、それが目に入るということは、気になっているしその世界の基準で自分を見れば圧倒的劣後者だったから、参加できない僻みみたいなものもあったはず。

 

ただ、本質はここにはなくて、その世界に違和感なく順応できることに対して羨ましい。不毛な匿名的論争もきっと同じ。世界を閉じないとなかなか強いことは言えないし、自分が正しいみたいなことも考えられない。別にどちらが優れているとかではない。そもそも人が見えている世界の量も質も比べられるものではない。無限と無限を比べるみたいなことになるだろうし。

 

匿名的論争の世界は、表現の自由の機能として誰かが提唱した「思想の自由市場」の現実化みたい。まぁ、真理は価値があるから淘汰されずに生き残るみたいな主張とセットだったけど、正しい声よりも大きい声の方が他を蹂躙してしまいそう。眺めるのはもう良いや。

 

広がった世界のどこかに自分の居場所がある、みたいな原動力なのかと思った時期もあった。でもそうじゃなくて、単に自分がそうしたいからという楽しければそれで良い、みたいな動機しかなさそう。やはり、1番適切な表現は、「性癖」。

 

 

最後の最後。

 

理屈っぽい考え事とか、自他の感情みたいなことを想っていると眠れない。頭が稼働するのは仕方がないから、全然自分に関係ない無害な創作を脳内で展開させるのが寝やすいかもしれないと発見した。猫とか胡瓜とか電動自転車とか。ほぼ夢のように忘れるけど、1つ覚えているのは、中途半端な住宅街の中に、1周するのに徒歩10分くらいの池がある。ある日、中心に1本の木が生えているのに気付く。日に日に伸びて太くなっているのに、主人公以外の住民は誰も気付かないように見受けられる、みたいな話。

 

 

さぁ寝よう。

 

おやすみなさい。