硯に向かいて

ただの垂れ流し 今はこちら https://inkstone2525.hatenablog.com/

継承

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大量に降っただろう雨の跡を見ながら出勤。アプリで新しい漫画を見つけた。絵柄的に古そうなのだけど、人類の神化をテーマにしたものでなんだか新しい。後で書くかも。帰りには月が見えた。遠くてあまり見えなかったけど、三日月よりもっと鋭い。

 

さて。

 

昨日のおかずが大量に残っていたし、洗濯と掃除をちょっとしたから、今日はメインだけ。

二日目のポテトサラダはなんだかチーズの味が強くなった。美味しい。居酒屋だと280円位はとれるかも。笑

 

メインは、今日頂いた伊藤ハムの焼豚でも良かったけど、使い切らずに冷凍していた鶏モモ肉と皮を消費しようと適当にうちにある食材と組み合わせたら、アジアンテイストになった。

 

 

レシピ。

 

大根を賽の目切りして、下茹で。その間に肉を解凍しつつ、ブロッコリーと茄子を切っておく。茄子は水に浸ける。鍋に鶏皮とオリーブオイルを熱して、食材を加えて油を回す。水とカットトマト缶(7割くらい)を入れて、コンソメ、カレーパウダー、無塩バター、ウスターソース、ケチャップ、牛乳、醤油をてきとーに加えてしばらく煮込むだけ。目分量だから再現性もないし、教えて完成するものでもないレシピとは言えない記述。

 

バターチキンカレーにご飯にかけなくても食べられるように薄くした感じの味。大根の味が若干和の味を出している。週末忘年会だから、小分けにした分を冷凍しといて、土曜日のご飯はチーズリゾットにしよう。あれ、洋風にも近いのか。

 

なんとか料理みたいなことでもなくなっているのか。

最近他人に食べてもらう機会がないからどう発展しているのかはよく分からないけど、どこの料理かっていうのは基本的に調味料で決まるわけで、今の日本ではほぼほぼの調味料は手に入るからなんとでもなりそう。国文化っていうよりもっともっと狭い風土だろうし。料理ほど細分化される領域はなかなかない。

 

自分の家の当たり前だと思っていたルールが他の家庭を知ることで当たり前ではないっていうのは、料理の領域にもあるけれど、これは可視化できる領域。たとえば我が家ではソースと言えばウスターソースで、コロッケとかとんかつにかけていたけど、中濃ソースだったりとんかつソースだったりする。目玉焼きには醤油だったり、塩だったりもそう。分かりやすい。

 

けども、料理の文化の本当は、不可視の調味料じゃなかろうか。醤油とかソースとかを掛ける前の下味の塩コショウの量だったり、どんな油で調味しているかだったり。変な話だけど、愛もきっとある。料理における愛って確かどこかで書いたはずだから、反復はしたくないけど、もう一回さらっと。

 

不可視は非言語で、解釈で、何を愛とするかということで要素としては色々ある。例えば、忙しくてもちゃんと自分にご飯を作る時間を確保してくれたこととか、自分の好き嫌いに配慮してくれることとか、体調に合わせてくれるとかが、食べる側が感じる愛。作る側からすると、この人の為に作ったとかそんなん。僕はこの領域にはまだ至っていないからあまり書けないけど。

 

 

食育って言われていて、何をしているのか全貌はわからないけど、食材に対する知識みたいな遠い話より、もっと近いところを見たほうが良いような。お金かけて良い食材を食べさせるみたいな英才教育っぽいものも大事かもしれないけど、この食材を食べられるように加工してくれたのは誰かっていう想像力。

 

想像力の欠如っていうのも月並みだけど、これの元凶はお金だと思う。だからこそ発展したっていうのはきっとあるけれど、なんだか変な感じ。金銭がないところのほうに価値を置いているのかっていうのも観察している限り微妙だし。お金は人を機械にしてしまうには良い手段だったんだろうけど。

 

 

仕事の話。

は、特にない。そろそろ雑談に交じろうかと思っているくらい。ミスはあるけど穏やか。

 

 

最後。

 

冒頭の漫画に戻ってきて。

種の限界っていう下りがあった。親が子を喰うっていうやつ。さて、現代に引き直すと、割と近いところにあるなって。喰うっていうのは古代だったら物理的だっただろうだけど、別に制度的でも法律的にでも良い。

 

最近できたルールで、次世代が生きやすくなるものってあったかな?

法改正でも、配偶者が亡くなった既得権者の伴侶を保護するものだし、ある意味旧世代が次世代を抑えつけている。子供のためっていうルールもあるけれど、突き詰めると子供を保護するのではなくて、育てる親を保護するものだし。

 

結果として完全な少子化になっているし、このままでは日本人っていう種は消滅するだろうなと思う。上層部には消滅しても良いっていう思想はきっとあるだろうな。

 

寿命が延びたことに対応できていない。

 

だから何だと言われたら、そういう風に見えるだけで、特に変われば良いとも思っていない。個人的に多数派にはあんまり興味ないから。

 

 

おしまい。