硯に向かいて

ただの垂れ流し 今はこちら https://inkstone2525.hatenablog.com/

主人公

 

今日の月は一口齧ったけどバレないように丸く切り取って修正した感じ。

 

明日は弁当が要らないから、キャベツの千切りサラダを食べている。本当はゆで卵が良かったのだけど、自動制御でヒビを入れてしまったから目玉焼きを乗っけた。メインは豚肉とじゃがいもともやしの味噌炒め。これは弁当のおかずで良かった。美味しい。

 

 

さて。

 

今日行った所に、前の前の職場呼んでいた派遣のおばちゃんが居た。ここではこの人の方がベテランだからもちろん立場が上で、別にそれは構わない。あの職場では居場所がなかったけど、ここで立場が確保できているみたいで、素直に良かったなぁって思った。駒でしかないのは変わらないけれど、ちやほやされるのとそうでないのでは精神衛生がきっと違うだろうし。当たりは悪くないけど感じは悪い。まぁそんなものだ。

 

けども、僕のことを覚えてないって不思議だなぁって。あの職場だとボス的存在だったはずなのだけど。たかだか半年くらい前でしかない。半年くらい一瞬だっていうなら、関わっている人くらいは覚えているものじゃなかろうか。まぁ特に関わってはいなかったけど。教育までできる段階にいけてなかったし、なにかを啓発するのも合理的ではないし。指示は指示待ち人間を生み出すだけだから、指示をやたらと発する人はあまり仕事ができない人という気がする。全責任を持ってコントロールするというのなら構わないけど。

 

今日のリーダーさんは、なんとなく不器用な人だなと思ったのだけど、案の定、スピードを上げることを意識して下さいってやたらと啓発していた。こんな言葉だけで生産性が上がるのなら、世の中はもっと平和になっているに違いない。速度上げろって言われて上げられるくらいの能力がある人は来ていないし、焦りはミスしか生まないから、適切な啓発ではない。

 

僕が啓発するなら、手が止まらないことだけ意識して下さいって言う。次に何をするか考えながらやって、資材が足りないなら補充係に声を出すようにして下さいって。スピードを上げるって抽象的な表現だから、なにかあくせくしているようにアピールして下さいっていうのと変わらない。それよりも、淡々と当人の速度で結果を出し続けて下さいっていう方がきっと早い。こういう淡々作業で一番良いのは報酬をつけることだと思うのだけど、なかなかやりにくいのか。本当はもう少しこまめに休憩取って上げた方が最終的な結果は多くなるような。人は疲れるから。補充係やっていて、後半はガクッっと生産性落ちているのが明らか。自分ならもっと声かけでフォローするかなって思う。外様だからやらないけど。結局みんな自分が仕事をしている風にしたいだけで、仕事に自分を合わせることができない。

 

あぁつまらない。

 

じゃなくて、ここでの結論は、人って他人のことを残す脳の領域がほとんどないのだろうなという話。いやいや残しているっていう反論もあるかもしれないけど、それは自分に利害がある場合だけ。ちなみにここで書いていた派遣のおばちゃん個人的には微塵も興味もない。

 

これっておそらく記憶力とは関係ないと思う。人の人生を物語形式にしてみて、その小説に登場人物がどれくらい居るのかっていうこと。むしろ利害でしか他人を残さない人の方が自意識過剰じゃないのかって。

 

主観的捉え方っていうのかな。

僕は現実では登場人物性を薄くしているから、覚えられていると、お、って思う。

ちゃんと自分のことを登場人物としてくれているのだって。

 

でも、名前は全然覚えらなくなった。

名前はラベルでしかなくて中身の方を見ているから。定期的に名前を意識に上げないとすぐ忘れる。固有名詞って割とマジックワードだと思う。それを知っていれば相手のこと知っていますよって表現できる。

 

 

そうして。

 

愛とはなんぞやっていう命題がどこからかやってきたから、自分なりの回答。

 

どういう現実的な言葉でも表現できる観念。

タバコでも月でも雨でもなんでも代用できる。共通項としては、なにか返ってくるっていう関係ではないこと。対価があるものだって思うならばそれは愛でなかろうと。

 

利害関係の外にあるのが愛。

日常ではあまり出てこない。例えば貯め込んだ財産を全部回しても良いって思えること

もそうだし、もっと有事だと、自分か相手のどちらかの命しか選択できないときに相手に自分の命を譲ることとか。

 

母性が愛の言い替えっぽいけど、母性も父性も人間であれば等しく持っていると思う。

 

 

言葉足らずだけど、おしまい。